防音スタジオの設計・施工・機材選定・設置に至るまでの最良をご提案致します。

【必要遮音性能について】

基本的に利用用途、近隣の状況によって変化します。しかしながら合宿用途で近隣に住居等がない場合は、外部への遮音性能はD-70あたりの性能でも可能な場合があります。
また、スタジオ間の性能に関しましても、数部屋の各扉を更に一括にまとめた扉で２重扉にすることで、合理性の高い設計が可能です。

最も条件の厳しい住居に対してはD-90以上の性能が必要となりますので、テナントや民宿・旅館内での場合は、事前に施工する部屋の場所を精査し スタジオの建造後にトラブル等が無いよう、細心の提案をさせていただきます。 弊社では上下階、近隣の状況、プランニングに合わせた適切な遮音設計を行い、設定する遮音性能の保証を行っています。 遮音工事完成時およびお引き渡し時に遮音測定を実施し性能を確認した上でお引き渡しをしています。

【スタジオの室内音響について】

スタジオを建造する上で、つい外部への遮音に意識がいってしまいがちですが、本当に大事なのはそのスタジオ内の音響についてです。
多くの合宿用スタジオでは、外部への遮音と、室内をなるべく音が漏れないように吸音する事のみだったりすると、楽器本来の響きも損なわれて気持ちが良くありません。

かといって体育館のような反響が多い場所に単純にピアノを設置といった場合は合奏や吹奏楽であればまだ良いのですが、バンド形式ですと残響が大きすぎて練習になりません。

利用用途は様々ですので、せっかく音楽合宿スタジオとしてプロモーションをする上で、どのお客様にも対応、そして満足できるように

一般的にはオールラウンドなライブ過ぎずデット過ぎずといった残響設計としますが、こちらもコンセプト、主にどういったお客様をターゲットとするかによって音響設計を進めていきます。
このようにスタジオの室内音響に関しても顧客の満足度は大きく変化しますので、合宿スタジオ設計においては非常に重要になってきます。

工事金額に関してはスタジオ以外のユーティリティスペース(ロビー、WC、ストック、スタッフルームetc)を含め\45万/坪位〜が一般的金額になります。

ただし、こちらは上下階に対してD-70以上の性能が必要となる遮音工事の場合で近隣の条件によっては簡易的な遮音工事でも対応できるケースもありますので、 その場合の施工コストは先の金額よりも安価になります。
またこちらの金額に関しては設備工事、仕上げ工事も含んでおりますので、遮音工事のみの工事に関しても坪単価は下がります。
いずれにしましても、工事範囲を設定し、現場調査させていただいた上でお見積りさせていただきます。

弊社では新規事業としてスタジオ営業をお考えのお客様に、銀行その他にプレゼンするための事業計画書を作成しております。資金計画や、事業の見通しのお役にも立てればと思います。
また、開業準備、開業後の営業に関するサポートに関しましても、必要に応じてサポートを行いますのでご相談ください。

弊社提携施工会社（株式会社アコースティックエンジニアリング）の多数の事例から一部を紹介致します。